配合馬体診断
スラッと伸びた四肢に、ゆったりとしたスマートなシルエット。芝のスピード競馬にも対応できそうな雰囲気は、父の代表産駒である南関東準三冠馬ハッピースプリントとイメージが重なる。一方、父サンデーサイレンス系×母の父ホワイトマズルは、スマートレイアー、プラチナムバレットなどが重賞ウイナーになっているほか、南関東でもアスカリーブルが関東オークスに優勝。また、2017年10月9日の東京・ダ1300mの2歳新馬を5馬身差で圧勝したスターリーウォリアが、本馬と同じ父アッミラーレ×母の父ホワイトマズル。父と母の父との相性の良さを示している。 |
DAM 母:ユノマニッシュ
残念ながら未勝利に終わった母だが、そのファミリーラインは世界にも通ずる優秀な一族で、特に曽祖母オエノセラは欧州の芝中距離重賞で活躍し、1歳下の半弟にBCターフ優勝馬ノーザンスパーがいる超良血として知られる。その曽祖母を起点としたファミリーからは、日本でも多くの勝ち馬が出ており、芝とダートの両方で勝ち星を獲得した祖母ユノブラウニー(父ブライアンズタイム)、ダートの短距離で活躍したピューター(父スウェプトオーヴァーボード)など、配合種牡馬の特徴を感じる活躍馬が多い。南関東で活躍する父の血は大きな武器となりそうである。 |